2007年8月11日号 家族葬を扱う弊社の社員

2007年8月11日号

わたしは「何事も人間関係がすべて」と考え、
さまざまな人に支えられています。
今回は家族葬を扱う弊社の社員についてお話したいと思います。

おじいちゃんが亡くなられたご家庭に
社員がご集金にうかがったときのことです。
一般的に集金という業務は小一時間で終わるはずなのですが、
その社員は半日たっても会社に戻ってきません。
わたしたちは何かあったのではないかと心配していました。
ようやく帰社した社員に訳を聞くと
「おばあちゃんが、亡くなったおじいちゃんの思い出話をずっと話してくれて…」
とのことでした。

葬儀社というのはご遺族からすると長く、
深いお付き合いをしたいというものではありません。
しかし、そのおばあちゃんは出会って短期間の弊社の社員に
「感謝の気持ちを込めて」
おじいちゃんの在りし日の姿を語って下さったのです。
「従来の事務的な葬儀ではなく、温かいお葬式を…」
をコンセプトとする弊社にとっては本当にうれしい限りです。

弊社の社員は現在11人。
全員が自分の考えを持って自主的に仕事に取り組んでいます。

以前、弊社の葬儀に参列された方で、
「大阪セレモニーは社員がいい」とご遺族に聞かれ、
お葬儀の申し込みをしてくださったご家族がいらっしゃいました。
そのように言ってもらえる社員たちをわたしは誇りに思っています。

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