お客様からのよくあるご質問を掲載しております。
目次
夜中に亡くなった場合はどうしたらいいですか?
病院で亡くなるとすぐ寝台車の手配の有無を聞かれることがあります
その場合でも大丈夫、当社は24時間365日電話対応しております。
ただし、病院によっては朝まで霊安室を貸してくれるところもあります
その場合は、ゆっくり落ち着いて考えるのもいいかもしれません。
家族葬とはどのようなものですか?
『これが家族葬』というものはありません
ただし当社の家族葬ホールは20名様までの式場となっています
その為、人数が多くなると少々手狭になります。
ですので当ホールでの家族葬とは20名様までのお葬儀とご説明させていただいております。
20人という枠の中で誰を呼ぶか考えていただければと思います
最近では10人以内でお葬儀をされる方も増えてきました。
人数が多くなる場合は地域の集会場、私立斎場(北斎場、鶴見斎場等)で内々で
お葬儀をされる方もいらっしゃいます。
なんなりとご相談ください。
実際どれぐらいでお葬儀は出来るのか?
金額に関しては、選んで頂く祭壇・来られる人数等で変わってきます
人数が増えると料理の数も増えますし、移動手段がバスになったり必要経費が掛かってきます。
お寺様の御布施に関しても、お付き合いをしているお寺様によって変わってきます。
もしもの時は、どこまでの人をお葬儀に呼ぶか・どこのお寺様を呼ぶかを
あらかじめお考えしておくとスムーズに話が進みます。
それをふまえて事前見積をしてください
いざという時に全ての判断をするのは大変です。
Q:お焼香の回数を、いつも迷ってしまいます。。
A:基本は「ご自分の宗派にあわせて」で結構です。
代表的な宗派と、その焼香回数は次のとおりです。
- 浄土真宗(本願寺派):1回
- 浄土真宗(真宗大谷派):2回
- 臨済宗:1回
- 曹洞宗:2回
- 真言宗:3回
- 日蓮宗:1回もしくは3回
- 浄土宗:1~3回(特にこだわらない)
焼香を何回行うか、ということよりも心のこもった焼香を行うことが、私は大事だと思います。
また、その土地の習慣があるならば、それに合わせて行ってください。
たとえば、私の田舎では「焼香は宗派に関係なく3回する」のが定番となっています。
Q:葬儀に参列するときのマナーについて教えてください。
A:まず、服装は男性はダークスーツに黒ネクタイ。靴下も黒にしておきましょう。
女性は地味な色のワンピース等が望ましいです。透けない素材かどうかもご注意ください。
お通夜の場合は平服でも構いませんが、最近はきちんとした格好をされる方が増えています。
持ち物は、お香典(できればふくさに包みましょう)、数珠は必須です。
男性ならば名刺、女性ならばティッシュ、小物入れ等を持参されると便利です。
参列時のタブーは
- 故人の死因をむやみに遺族に尋ねない。
- 大きな声でお悔やみを述べない(むしろ小声で丁重に)
- 会場で知人と話しこまない(ひそひそ話は逆に目立ちます)
- 遺族の体調を考え、長く話しこんだり必要以上に長居をしない。
何よりも、遺族に対するお悔やみと思いやりの気持ちが大切だと私は思います。
Q:ご香典の表書きについて教えてください。神式やキリスト教の場合は?
A:仏式のお葬儀で、一番多く使われているのが「御香奠」です。
ただし浄土真宗の場合は、「御仏前」を使用します。
もし宗派が分からない場合は、「御霊前」を使用するとよいでしょう。
袋は黒白・銀白等結びきりの水引が付いたのものなら、何でも結構です。
神式のお葬儀の場合は、「御玉串料」と書くのが一般的です。
銀の水引が付いた袋を、使用するとよいでしょう。
キリスト教のお葬儀の場合は、「御花料」「献花料」と書くのが一般的です。
カトリックは「御霊前」を許容しているので使用できますが、プロテスタントは否定してますので、ご注意ください。
尚、御香典袋の中袋にはご自分の住所・氏名・金額等をきちんと書いておきましょう。
葬儀後、ご遺族が会葬者名簿を作成される際に、非常にやりやすくなります。
これもご遺族に対する「思いやり」の一つだと、私は思います。
Q:湯灌(ゆかん)というのは、どういったことをするんでしょうか?
A:まず、湯灌の意味についてご説明します。
湯灌の儀式とは、生まれた時に産湯につかるのと同様に、来世で新たに生まれ変わって欲しいという願いが込められています。
また、現世での煩悩や苦しみ、そして汚れを洗い清めることにより故人様が気持ちよく旅立つことができるという意味が込められています。
湯灌の必要性として、まず衛生保護手段が挙げられます。
時間が経つにつれ、多少なりとも体液漏れや出血が非常におこりやすくなります。それに対してできる限りの処置を行い、最善の状態でお別れしていただくことができます。
また、湯灌=最後のお風呂と考えていただいても結構です。
日本人は皆さんお風呂が大好きです。長患いでずっとお風呂に入れなかった方は、最後のお風呂をさぞかし喜ばれるのではないでしょうか。
湯灌の流れとしましては、まずはご家族皆様のお手をお借りしての逆さ水の儀式。
その後、専門スタッフがご洗体(シャンプー・顔剃り等)、ご洗浄、お拭き上げいたします。
最後に白装束(ご家族様がご用意されたお召し物でもOKです)を着付けさせていただいて納棺いたします。女性の方ならば、死化粧もさせていただきます。
Q:お墓を購入したいのですが、選ぶときのポイントを教えてください。
A:まずは、墓地の種類についてご説明します。
墓地には寺院墓地、公営墓地、民営霊園墓地等があります。寺院墓地はお寺が経営・運営するもので、法事の時にはいつでもお導師様に来ていただけるので便利です。
公営墓地は都道府県が管理・運営するもので、宗旨も問わず比較的使用料も安いので人気があります。大阪府下の公営墓地は大阪北摂霊園、泉南メモリアルパーク等です。
民間霊園墓地は、実際の管理を企業が行っている墓地です。
広大な丘陵地を開発しているものが多く、行楽を兼ねたお参りができると最近人気です。
霊園を選ぶポイントとしては、やはり管理がきちんとされているかが重要です。
お年寄りが行くことを考慮して、駐車場やトイレの設備、水道や売店などの施設もチェックしてください。
参道がきれいに保たれているか、枯れた花が放置されていないか等も大切です。
また、交通の便も確認してください。街中にある霊園は稀ですが、かといって日帰りで行けない場所も考え物です。送迎バスの有無等、交通手段が確保されているかも確認しましょう。
Q:お墓以外の納骨について教えてください。
A:まずは、菩提寺に納骨するという方法があります。
この場合、納骨だけなのか永代供養までお願いするのかによって金額も変わりますし納骨方法も合同で納められるのか、一体ずつ納骨堂があるのかなど、そのお寺ごとによってやり方は様々です。
菩提寺にお問い合わせされることをお勧めします。
菩提寺がない場合は、納骨を引き受けてくれるお寺にお願いすることもできます。
大阪では四天王寺や一心寺が有名で、宗派問わず(一部宗教を除く)納骨することができます。
交通の便がよくお参りしやすいので絶えず参拝者であふれており、故人様も寂しくないだろうと人気があります。
また、散骨という方法もあります。
遺骨を細かく砕いた上で、海や自然の中にまきます。「散灰」と呼ばれることもあります。
法的には問題ないとされてはいますが、私有地などに勝手に散骨することはもちろん不可能ですし、日本ではまだまだ受け入れられていないのが現状です。
Q:戒名(法名)とはなんでしょうか?
A:戒名とは仏の弟子になった時の名前です。
浄土真宗では法名、日蓮宗では法号と呼びます。
本来ならば仏弟子となり、出家する時に授かる名前で、生前にもらいます。
今日は、故人が俗世を離れて仏の道へと進む証として、仏式の葬儀時につけてもらいます。
戒名の形は宗派によって差異がありますが、一般的には「院号」「道号」「法号」「位号」で成り立っています。本来の戒名はこの中の「法号」を指します。
よく「院号をつけると高くなる」とか言われているのは、この中の「院号」を指しています。
これは退位して出家した天皇の御所の呼び名が、始まりです。ですから、戒名では最上位の尊称であり、現在に至っては一般の方にも用いられるようになりました。
戒名の費用がいくらぐらいかかるのかと申しますと、これは宗派や地域などによってかなり幅があるので、一概にいくらぐらいと言えないのが実状です。
支払いの形もお布施と戒名料が別の場合もありますし、お布施の中に戒名料が含まれる場合もあります。
Q:最近「生前予約」という言葉をよく聞きますが、具体的に教えてください。
A:人はいつかは亡くなります。亡くなった後のことに関しては、自分自身でどうすることもできません。
しかしながら、普段から自分の死後のことについて、希望を残しておくことはできます。
それがすなわち「生前予約」だと思っていただければいいかと思います。
まずは、お葬儀についての生前予約。ご自分の葬儀をこのように行って欲しいという希望があれば、それを元に数社の葬儀社から見積りをもらうとよいと思います。
実際に足を運んで、立地条件や交通の便、葬儀担当者の質などを自分で確認できるというのも、重要なことです。その中で気に入った葬儀社があれば、生前予約として金額や内容等の打合せをしておかれるとよいでしょう。
分かりやすい例に、エンディングノートというものがあります。
こちらは自分の思い出や交友関係、終末医療に関する希望、財産の記録、そして葬儀に関することも記入できます。
遺影写真に使って欲しい写真を貼るページや、頼む予定の葬儀社やその見積りを残しておけるようになっています。
現在は葬儀について生前から考えておくことは、決してタブーではありません。
Q:「直葬」とはどういったお葬儀をいうのでしょうか?
A:最近、TVや新聞記事などで「直葬」という言葉が聞かれるようになってきました。
その定義というのは明確には難しいのですが、「通夜や告別式をしないで火葬のみ行う」と考えていただければいいかと思います。
この「直葬」というのは各葬儀社さんによってやり方は様々ですので、当社の一例をご説明いたしましょう。
仮にどなたかが病院でお亡くなりになられたとして、そちらまで御遺体をお迎えに参ります。
法律上、死亡時より24時間経たないと火葬ができないため、火葬時間まで御遺体をご自宅にて安置させていただきます。または、当社にてお預かりすることも可能です。
翌日(または翌々日)、火葬が始まる時間に合わせてご遺族様には火葬場へ直接お集まりいただきます。そこへ御遺体をお連れさせていただいて、火葬が始まります。
これが「直葬」の大まかな流れとなります。
問題としては、現在大阪市での火葬場ではお顔を見てのお別れができないということ。
ですが、「最後に顔は見たい」「火葬場にお寺様に来て欲しい」等のご希望がございましたら、ご相談には乗らせていただきますのでお気軽にお問い合わせください。
Q:中陰の期間が3カ月に渡るとよくないのですか?
A:「中陰の期間が3カ月に渡るとよくない」と聞いたことはあるけどなぜか分からないという人もいると思います。
これは「四十九日(始終苦)が三月(身に付く)」からだと言われています。
このごろ合わせからくる迷信で、中陰を三十五日、つまり五七日(いつなのか)で切り上げしてしまうとう方もいらっしゃいます。
これは仏教的な意味があるわけではなく、あくまでも言い伝えです。
中陰は、故人様の大事な期間の追善供養であって故人様を偲ぶ大切な仏事です。
ごろ合わせの言い伝えを信じるのもいいですが、出来れば中陰を省略することを避けてください。