himawari_005

2008年5月10日

ご自分の「葬儀」について、
考えられたことがあるでしょうか。
もちろん、具体的な考えがなくて当然です。
ですがお知り合いの葬儀に参列されたときに、
「こんな葬儀がいいな」とか
「こんな葬儀は寂しいな」とか
思われたことがきっとおありでしょう。
誰もがそうやって考える中、
一人でお暮らしの方は余計に
色々な思いを抱えておられるのではないでしょうか。

あってはならないことですが、
もしもの時のことを自分なりに考えておく。
これは、大変重要なことだと思います。
遺言書とまではいかなくても、何か書面に残しておく。
自分が亡くなったら、誰に知らせて欲しいのかという連絡先。
臓器移植や、献体などの希望。
大事にしていたものを譲りたい相手がいるなら、
その内容など。
そして、自分の葬儀を自分で考えてみませんか。

まずは場所。
どこでやって欲しいのか?

そして規模。
親しい人に囲まれてのささやかな葬儀がいいのか、
それともたくさんの友人・知人に参列してもらっての
賑やかな葬儀がいいのか。

お骨はどうして欲しいのか?
お墓に、お寺に、それとも散骨?

希望が決まれば、その希望に応じた葬儀をど
れぐらいの金額で行うことができるのかが気になるところです。
自分で決めることですから、色々な葬儀社に出向いて、
片っ端から見積りを取ってみるのもいいでしょう。
おそらくどの葬儀社も特色があり、
様々な形の葬儀を提案してもらえることと思います。
実際に担当者に会ってその人となりを見てみたり、
その葬儀社の考えや姿勢を聞いてみたりして、
あなたにとって最良の葬儀社と是非巡り合ってください。

書き残したものや、もらった見積りなどは
家族やあるいは信頼できる方に預けておかれるのが
一番よろしいかと思います。
また、口頭でも希望を話しておかれるとなお良いでしょう。
こうやって現金と計画、すなわちあなた自身を残しておくことによって
一応の安心を得られるのではないでしょうか。

山田愛子

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