【家族葬って何?】電話が切れたおじいちゃん

今回は少し残念なお話です。

だいぶ前になりますが、自転車で当社の家族葬ホールに見学に来られたおじいちゃんがいました。

奥様とのことや戦争のことなどさまざまなお話をされたのを私は覚えています。その時は、「もしものときカード」を渡して、「なんかあったらここへ電話してください」と伝えて別れました。

そのおじいちゃんから先日、「あの時の社長か?わしのこと覚えてるか?」とお電話があったのです。おばあちゃんが亡くなったからお願いしたいとのことでした。

詳しい話を伺おうとした時、いきなり電話がぷちっと切れたのです。
こちらからかけ直すと電話がつながりません。

しばらくして再度かけてみると、電話に出たのはおじいちゃんではなく、息子さんでした。

そして、「知り合いの葬儀社に頼んだので」と言われました。

電話がつながるまでの間におじいちゃんと息子さんとの間で何があったかは分かりません。

ただ私は、おじいちゃんの「葬儀が心配や。あんたに任せたい」と言っていただいた気持ちが気にかかります。

真っ先に電話をかけてくれたおじいちゃんに感謝すると同時にもう一度お悔やみの言葉を伝えたいものです。

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