大阪セレモニー社長コラム 「身内だけ」で故人を送る

「これからの葬儀は、
それぞれの家族にあったスタイルが求められる。
家族葬も一つの選択肢」

と話すのは大阪セレモニーの山田愛子社長。
今年4月、旭区大宮に「家族葬ホール」をオープンさせ、
需要が高まっている。

家族葬は言葉の通り、
家族や親族など身内だけの少人数で執り行う葬儀。
ホール内には三つの式場があり、葬儀のほか、法事などでも利用できる。
いずれも自宅の部屋感覚で、収容人数も20人ほど。
会葬者も無いため、気遣いも最小限に抑えられるのが特徴だ。

ホールは小さいがスタッフは葬儀一筋30年の経験者などベテランぞろい。

以前、家族二人で葬儀をした人は
「どこに行っても大きな式場ばかりで、どうしようかと困っていた。
このホールの存在を知り、ほっとした。
ちょうど良い広さだったし、親切なスタッフばかりでたすかりました」
とにっこり。

山田社長は
「葬儀を身内だけでしたい、
ご近所に知られたくない、など利用者の声は様々。
家族葬ホールは葬儀場の軽自動車版ですね」
と話している。

10月7日~10日まで4日間(10時~18時)、
同ホールで見学会が行なわれる。
相談もできるので、葬儀などで疑問に思っていることなどを何でも相談してみては。

※2006年9月11日号掲載記事

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