弊社の新しいプランとして自宅で葬儀を執り行う「家庭葬(自宅葬)」のチラシを先日配布したところ、早速お葬式のご依頼がありました。

おじいちゃんが亡くなられ、
「最初は家族葬ホールでしようと思ったけど、自宅でできるならおじいちゃんが建てた思い入れのある自宅で見送ってあげたい」
というご家族の強い思いでした。

昔は、ご遺体を病院からまずご自宅にご安置するご要望が多かったのですが、最近は葬儀社の会館などで直接ご安置するのがほとんどです。

もともと私が「家庭葬プラン」を提案したのは、「入院生活が長く、いつも『家に帰りたい』 と言っていた願いを叶えてあげたい」「家族や親戚、親しい友人と静かに送ってあげたい」「生前と同じように 『いってらっしゃい』 と言ってお見送りしたい」と思うご家族もいらっしゃると思ったからです。

今回は、ご自宅の仏間を使ってお通夜とお葬式を執り行いました。参列者はご親族10人ほどですから、特段大きなお部屋でなくても十分可能です。
気心の知れたご親族が集まって、リラックスしながら思い出話に花が咲き、終始和やかで温かいお葬式になりました。

月参りに来られているお寺さんにお経をあげていただきました。

生前はお寺さんの後ろから一緒に手を合わせていたおじいちゃんですが、今回はお寺さんがおじいちゃんに手を合わせることになりました。そんな光景も「家庭葬」ならではで、世界にたった1つだけのお葬式となりました。

この記事が気に入ったら
いいね ! してくださいね

おすすめの記事