私は常々、自分から「ちょっとした声がけ」や「挨拶」をするように心がけています。声をかけられるのを待っているより、こちらから声をかけた方がいいのはもちろんのことです。声をかける側のほんの少しの勇気で、人間関係が広がっていくことがうれしいのです。

中でも、「2人っきり」で話をする機会は大切です。
「ミーティング」は3人以上で様々な意見を交わすことが求められますが、「2人っきり」だとより本音で話せたり、相談をすることができます。

社員とたまたま2人っきりになると、業務で気になっていることを聞いたり話し合ったりしているうちに、本音を話してくれたり、会社に対する思いを聞かせてくれたりもします。
より私との距離を縮めるいい「チャンス」だと思っています。

先日、弊社の若手社員が、私が参列しているお葬式でうっかりお坊さんにお茶を出し忘れたことがありました。
お坊さんはこれから長時間、お経をあげられるわけですから、喉を潤していただかないとなりません。
忙しくしている中で起きた社員のミスです。
この件については、その社員と「2人っきり」になった時に、「済んだことはしゃあない。次からは気を付けてな」とさらっと伝えました。

それぞれのタイミングで、それぞれのテーマに沿った話をするのは、「チャンス」を見逃さないように心がけている、私流のコミュニケーションなのです。

よりいっそう生き生きと泳ぎ出してもらえるよう、「2人っきり」の時間を大切にしたいものです。

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