先日、弊社に故人様の後見人の弁護士さんからお葬式の依頼がありました。

亡くなられたのは単身でご親族がいらっしゃらないおばあちゃんで、驚くほどたくさんの慰留金を残されていたお金持ちの方でした。

なぜそんな人がウチに?と思い弁護士さんに尋ねると、

「実はおばあちゃんが通っていた病院のケースワーカーさんからの紹介なんです。こちらの葬儀社のスタッフさんがとても親切だと聞きまして」

と仰るのです。

さらに、弁護士さんから「こちらの家族葬ホールの一番立派なプランでお願いします」と言われたのです。

「お金を残していても、慰留金は国庫に納まってしまいます。もともとおばあちゃんが貯めてきたお金なのですから、お花いっぱいでお見送りしてあげたいじゃないですか」と付け加えられました。

そこで、弊社で年に数回しか出ない「90万円プラン」をご用意させていただくことになりました。
参列者は弁護士さん一人でしたが弊社の社員も参列させていただきました。

私の気持ちはいつでも「心のこもったお見送り」というところにあります。

ご本人が十分な慰留金を残していてもご遺族が火葬のみで済ませられる場合もありますし、もちろんその逆の形もございます。

もっとできることがあったのでは…と後で後悔される声もたくさん聞きます。

単身で「自分のお葬式をどうしよう」と思案中の方は、お近くの葬儀会社に相談されることをお勧めします。
きっと親切に色んな提案をしてくれると思います。

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