【家族葬って何?】遠方の親族とご近所さんの「家族葬」

超高齢化社会の現代では独居老人の数が増え、誰にも看取られることなく死亡する「孤独死」が度々問題になっています。
特に大阪のような都会では昔のような近所付き合いをしていない人も多く、「もしもの時に発見が遅れる」という恐れがあります。

先日執り行った葬儀で、遠方の親族とご近所さんが手を取り合い、まるで一つの家族のようにお見送りしたケースがありましたので、ご紹介します。

マンション住まいの独居老人の方が突然死されました。
この方には遠方に甥にあたる方がおられ、自治会の方とも交流があり、何かあった時のことを事前に相談されていました。
事情をよくご存知でしたので、結果的にスムーズに親族と連絡が取れ、私たちと電話で葬儀の打ち合わせをすることができました。

仕事の関係で、葬儀は日曜日を希望され、故人が住まれていた近くの集会場での当日葬となりました。

このことからも分かるように、1人暮らしであっても、「ご近所や知人とのコミュニケーションが取れている」ということがとても大切です。これはマンションでも平屋の住宅でも同じです。何かと「つながり」が希薄な世の中ですが、ご近所にお住まいの独居老人の方に挨拶やお声がけをするなど、地域住民が協力して見守っていきたいものです。

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