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先日、40年以上お付き合いのある友人が亡くなりました。

私が起業してからも心から応援してくれ、
「愛ちゃん、また葬儀社のチラシがこんなに入ってたよ」と定期的に持ってきてくれる人でした。

しかも、自宅にポスティングされていたもの、新聞に折り込まれていたものなど、日付を記入して丁寧にまとめてあるのです。まさに、チラシの数だけエールを送ってくれていた友人でした。

「葬儀のことは、何でも愛ちゃんに相談しいや」。

ご家族にそう言い残してとうとう逝ってしまいました。

滞りなく葬儀が終わり、その後、息子さんが「うちの母ならどんな仏壇を選んだでしょうか?」と相談に来られました。お母様のことを友人としての付き合いが長い私もよく理解しているだろう、と息子さんが思われたのです。生前、家具や着物などこだわりの価値のある物を好んでいた友人を思いながら、息子様にアドバイスをし、一緒に仏壇を選びました。

私たちの方が食事をしたりしてお話をする機会が多かったので、「僕らの知らないことまで分かってもらっているのはすごく心強い」と息子さんが喜んでいる姿を見て、故人を思い重ねながら私も温かい気持ちになりました。

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