先日、弊社の取引先の社長が亡くなったと訃報が入りました。

その会社は、奈良で自社葬儀会館を持っており、私たちは霊柩車やバスの手配でお世話になっていました。
社長は私よりも年下で、現役でバリバリ仕事をされていた方でした。

葬儀は自社葬儀会館で行われたのですが、立派な祭壇と取引先、取引銀行の名前が書かれた多数の供花が目に飛び込んできました。

また、特設のお供え物コーナーもあり、それはそれは昔ながらの立派な「社葬」でありました。

葬儀から帰ってきて、
「もし、私に万が一があったらどんな葬儀になるのかな」
と想像してしまいました。

私は、お香典はもちろん、供花やお供え物はご辞退させていただきたいと思います。
私の好きなお花の祭壇と親族一同、社員一同の2つの供花があれば十分です。
今は現役で、仕事はもちろんですが、合唱やゲートボール、ノルディックウォークなどをしていますので、それらの友人たちが来てくれるだけで有難いことです。そうなると自社の家族葬ホールでは狭いので、北斎場の式場でやってもらおうかなどと社内で「取らぬ狸の皮算用」をしていると、ある社員が「社長、遺影も撮らなあきませんで」と言ったので、ワッとその場が和みました。

もうしばらく生き長らえたとしたら、仕事も息子に譲っているでしょうし、お友達も少なくなっているでしょうから、親族だけでこじんまりとした「家族葬」を希望します。

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