半3段-大阪セレコラム

私のゲートボール仲間で92歳になる友人がいます。

毎年年賀状が届き、そこには
「愛ちゃん元気?私の葬儀頼むね」
と冗談が添えられています。

ここ数年会っていなかったので、
先日城東区にある自宅を訪ねてきました。
本当に元気な方で、最近は趣味で写経をされていました。

「愛ちゃん、私が死ぬ時はピンピンコロリやわ。
写経も完成まであと3年かかるからまだ柩に入られへん」
とまた笑わされました。

そして、自分のお気に入りの洋服の場所や大切にしているものなど
何を柩に入れるかを全部教えてくれました。

これは極端な例ですが、
価格の高い安いではなく私を含め社員や会社の姿勢で
「自分の葬儀を頼もう」
と選んでいただけることは本当にありがたいことです。

私は葬儀はサービス業と同じと考えております。
「あそこやったら大丈夫」
と言われるよう、これからも努力してまいります。

最近お客様の声を伺っていると
本当に多くの方が近くの病院への入院、
または老人ホームへの入所を希望されていることを思い知らされます。

看病やお見舞いに行かれるご家族のことを考えると当然です。

しかし、実際には遠方に入所されるケースも多く、
なかなか希望通りに進まないようです。

地域の各医療機関や介護施設が連携を取られていることとは思いますが、
少しでも改善されることができないだろうかと考える今日この頃です。

この記事が気に入ったら
いいね ! してくださいね

おすすめの記事