つい最近、西淀川区と西成区で長年町会の役員をされている方から
「地元の古い葬儀屋さんが廃業して、
相談できるところがなくなってしまい困っている。

これからはあんたとこが相談に乗ってくれへんか?」
と連続して問いかけられました。
昔ながらのいわゆる「町の葬儀屋さん」は
経営が行き詰ったり後継ぎの不在などで苦しい状況に立たされています。

ビジネスの関係でなくても定期的に顔を出し、
世間話に花を咲かせる地域の交流が以前はさかんにありました。

特に年配の方にとってはそういった日常の会話の延長に、
ご自身の最期の見送られ方などをご相談されていたのだと思います。

商店街のシャッター通りを見ても分かるとおり、
今は地域社会のつながりが大きく欠損しています。

信用できる人間が生身でつながれる社会を
意識的に残していかなくてはいけません。

私どもも旭区の各地域の町会の方々と
良いお付き合いをさせていただいています。
「頑張りや!」とお会いした時は声をかけて応援いただき、
本当にありがたい限りです。

私もご遺族の方やお近くの方とお話をさせていただいていると
私の両親や兄弟、また主人とのエピソードが度々出てきたりします。

私たちも「町の葬儀屋さん」として
いつまでも気さくに立ち寄っていただける会社であり続けたいと思います。

この記事が気に入ったら
いいね ! してくださいね

おすすめの記事