7月25日号
日本フルハップが発行する月刊誌「まいんど」7月号にて、
エッセイストの藤本統紀子さんによる
「直葬に思う」という題のコラムが掲載されていました。
「直葬」とはお葬式を行わず火葬のみを行う葬儀の形態で、
都市部を中心にここ数年、件数が急増しています。
藤本さんは文章内で
「あまりにも簡略化された送り方に寒いものを感じた。
心の喪失を疑問に思わなくなった日本人が多くいる」
と「日本人の心」の大切さを訴えられています。
また、映画「おくりびと」にも触れ、
「日本人の死者への心配りのきめ細かさが感動を呼んだのに違いない」
と述べられています。
弊社でも「火葬のみのコース」はご用意しております。
お布施代は必要ですが、
「火葬場の釜前でお経だけはあげてください」とお願いするようにしています。
費用面など事情があって「直葬」を行うことは仕方ありません。
残された方の「生きる」ことが大切ですから、
その方の生活を圧迫しては意味がありません。
しかし、少しの余裕があれば、
ひとときでも故人と寄りそって最後のお別れをしてほしいのです。
何も豪華な花祭壇だけが全てではありません。
「日本人の心」をいつまでも忘れないようにしたいものです。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号