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一人っ子で親の葬儀を一人で進める時|連絡・費用・手続きの確認順

一人っ子で親の葬儀を一人で進める時|連絡・費用・手続きの確認順

結論から先にお伝えします。一人っ子でも、独身でも、遠方に住んでいても、親のお葬式と亡くなった後の手続きは、一人で進められます。実際に大阪市旭区でも、お子さまがお一人で喪主を務められるお葬式は年々増えています。特別なことではありません。

ただし「全部を同時に」進めようとすると、必ずどこかで手が止まります。大切なのは順番です。亡くなった直後に決めるのは三つだけ、残りはすべて後日でかまいません。その三つとは、ご遺体をどこへ運ぶか、どの葬儀社に頼むか、誰に連絡するか。この三つさえ決まれば、あとは日を追って一つずつ片づけていけます。

「ちゃんと見送れるだろうか」「親戚に失礼がないだろうか」と感じておられるのは、それだけ親御さんを大事に思っておられるからです。その気持ちのままで大丈夫です。ここでは、順番と目安を整理してお伝えします。

亡くなった直後にすること

安置先を決める

病院や施設で亡くなった場合、数時間のうちに「どちらへお運びしますか」と尋ねられます。ここが最初の判断です。ご自宅へ帰るのか、葬儀社の安置施設へお預けするのか。マンションで搬入が難しい、遠方から駆けつけて自宅を空けている、という場合は安置施設をお選びになる方が多いです。詳しい流れは病院から安置先を決める流れにまとめています。

葬儀社を決める

病院で紹介される葬儀社に必ず頼まなければならない、という決まりはありません。深夜でも早朝でも、地元の葬儀社に直接お電話いただいて結構です。一人で判断する場面が続くからこそ、その場で相談できる相手を早く決めておくことが、後の負担をいちばん軽くします。

連絡する人を決める

すぐに知らせるのは、親族のうちごく限られた方だけで十分です。まずは親御さんのごきょうだい、次にお付き合いの深かった方。会社関係やご近所へは、日程が決まってからで間に合います。親が亡くなった直後の連絡順で具体的な順番をご確認ください。

親族への連絡で気負いすぎなくて大丈夫です

お一人で進める方から最も多くいただくのが、「本家や親戚に失礼にならないか怖い」というご相談です。長く行き来のなかった親族に、どこまで、どう伝えればいいのか。悩まれて当然だと思います。

お伝えしているのは、次の三点です。

  • 連絡は「いつ・どこで・誰が喪主か」の三つが伝われば足ります。長い説明はいりません
  • 電話がつながらない方には、留守番電話か短い文面で残せば、それで務めは果たしています
  • 参列をご遠慮いただきたい場合は、その旨をはっきり添えて構いません。後から知って驚かれるより、ずっと丁寧です

長らく疎遠だったご家族の場合は、疎遠な親の死亡連絡もあわせてご覧ください。

遠方に住んでいてすぐ動けない場合

遠方で暮らしていると、連絡を受けてもその日のうちに駆けつけられないことがあります。飛行機や新幹線の時間が合わない、仕事の引き継ぎが必要、小さなお子さまがいる。事情はご家庭ごとに違いますが、まずお伝えしたいのは、喪主が到着するまでに葬儀の内容を決めきる必要はないということです。病院や施設からお迎えを急ぐよう促されても、その時点で決めるのは「どこへお連れするか」の一点だけで十分です。式の形式も日程も、落ち着いてから相談できます。

最初の電話では、故人のお名前、いま故人がいらっしゃる場所、ご自身の到着予定、お迎えの希望時間をお伝えください。この四つが分かれば、搬送とご安置の手配を進められます。ご実家が空き家になっている、集合住宅で搬入が難しい、長時間留守にするのが心配という場合は、安置施設を使う選択もあります。

到着まで時間がかかるときは、日程を無理に前倒しにしないという選択もあります。火葬場の空き状況や友引の兼ね合いで、数日待つことは珍しくありません。ただし、ご安置の日数によって費用の項目が変わる場合がありますので、日程を後ろにずらすかどうかを相談する際は、追加になる可能性のある費用もあわせて確認しておくと安心です。

一人で喪主を務める当日の負担を減らす決め方

兄弟姉妹がいれば分担できることを、一人ですべて背負うことになります。だからこそ、当日の動きが少なくなるように、事前の決め方を工夫しておくことが大切です。参列者が増えるほど喪主が対応する場面も増えるため、人数を絞った家族葬にする、香典を辞退する、挨拶は短くする、当日の連絡窓口を担当者に集約する、といった形で負担を減らせます。

喪主の挨拶は、長さで評価されるものではありません。参列いただいたお礼と、故人が生前お世話になったことへの感謝。この二つが伝われば十分です。どうしても難しければ、司会が代わりにご案内する形にもできますので、遠慮なくお申し出ください。

費用は総額と支払う時期で見る

お一人で負担される以上、費用が気にかかるのは当然のことです。見積書を受け取られたら、金額の大小より先に「これは総額か」「追加で発生し得るものは何か」の二点をお確かめください。式場使用料、火葬料、ご安置の日数、返礼品や料理は、人数や日程で動きます。

ご参列が十名前後までであれば、家族葬が現実的な選択になります。お一人で立ち回る場面が少なく、当日のご負担が軽いのも理由です。

お支払いは葬儀後になることがほとんどで、その場での現金一括をお願いすることはありません。また、国民健康保険にご加入だった方には葬祭費、健康保険の被保険者だった方には埋葬料の給付があります。申請しなければ受け取れないものですので、葬祭費と埋葬料で対象と申請先をご確認ください。大阪市の場合は区役所の窓口が受付になります。

お葬式のあとの手続きは期限のあるものから

手続きは数十種類にのぼりますが、期限が決まっているものは限られています。全体像は葬儀後の手続きにまとめていますので、チェック代わりにお使いください。

口座・カード・携帯

金融機関が亡くなったことを把握すると、その口座は入出金ができなくなります。公共料金の引き落としが止まりますので、生活口座になっていた場合は早めの確認が必要です。詳しくは銀行口座凍結をご覧ください。

クレジットカードや携帯電話は、解約すると連絡先やご契約中のサービスの手がかりが消えてしまうことがあります。順番を誤ると後で困りますので、親のスマホを解約する前にを先にお読みになることをおすすめします。

借入や未払いが心配な場合

親御さんに借入があったかもしれない、という場合は注意が必要です。相続放棄には期限があり、また、亡くなった方の財産から支払いをしたり解約手続きを進めたりすると、相続を承認したとみなされる場合があります。相続放棄と支払い・解約に整理していますが、判断が分かれる部分ですので、心当たりがある段階で司法書士や弁護士へご相談ください。相続税や準確定申告については税理士が窓口になります。

四十九日と納骨は急がなくて構いません

「納骨まで済ませないと一区切りつかない」と気を張られる方がおられますが、期限はありません。ご都合がつくまでご自宅にご遺骨を置いておかれても差し支えありませんし、一年後、数年後の納骨も珍しくありません。お墓を継ぐ方がいらっしゃらない場合は、永代供養や合祀という道もあります。事情が複雑な場合は疎遠な親の遺骨引き取りもご参照ください。

大阪市旭区で一人で抱えずにご相談ください

お一人で進めるということは、決めることを全部ご自分で背負うということです。だからこそ、判断の相手が一人いるだけで、進み方が変わります。大阪セレモニーは大宮・千林・森小路をはじめ旭区一帯でお手伝いをしてまいりました。地元の式場や火葬場の空き状況、区役所での手続きの流れも、その場でお答えできます。

まだ何も起きていない段階でのご相談も歓迎しています。かかりつけの病院が決まっている、遠方にお住まいでいざという時にすぐ動けない、といった事情を先にお伺いしておけば、その時が来ても電話一本で動き出せます。

費用の目安だけ知りたい、連絡すべき相手を一緒に整理してほしい、そんなご相談で構いません。事前相談・お問い合わせから、お気軽にお声がけください。お一人でのお見送りを、最後まで一緒に組み立てます。

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