大阪市旭区・千林大宮・森小路・関目高殿で、親御さまが亡くなった後のご遺族から「故人が使っていたSNSやスマホの中のアカウントは、放っておいてよいのか、消した方がよいのか」というご相談が増えています。SNSやネット上のサービスは通帳のように一覧で見えないため、どこに何があるのか分からず、「勝手に消していいのか」「料金が続いていないか」と不安になりやすい手続きです。
大阪市旭区の家族葬ホール〈大阪セレモニー〉が、葬儀の現場でご案内している内容をもとに、故人のSNS・デジタル遺品を整理するときの確認の順番と、急がなくてよいもの・先に確認しておきたいものを実務的に整理します。
目次
まず結論:SNSの削除は「急がない」。先に確認が大事
故人のSNSアカウントの削除や追悼登録は、死亡後すぐに行わなければならない手続きではありません。相続の期限や役所の届け出のような締め切りはなく、落ち着いてからで問題ありません。ただし、順番だけは意識しておくと後悔しにくくなります。
- 消す前に「中身」を確認する。写真・メッセージ・連絡先がSNSやクラウドの中だけに残っていることがあります。アカウントを削除すると原則として復元できません。
- 「料金が発生しているもの」から先に確認する。無料のSNS自体は放置しても費用はかかりませんが、アプリ内課金・有料サブスクがひも付いていると引き落としが続くことがあります。
つまり「慌てて全部削除」でも「ずっと放置」でもなく、お金が出ていくものを先に止め、思い出に関わるものは落ち着いて判断するのが失敗しない順番です。
確認の順番(1)料金が発生しているものから止める
まず優先したいのは、放置すると費用がかさむものです。SNS本体より、それにひも付く課金の方が急ぎます。
- 動画・音楽・アプリなどの月額サブスク(アプリ内課金・ストア経由の定期購入を含む)
- スマホ決済・電子マネー・ポイントの残高
- SNS広告やネットショップなど、事業で使っていた有料サービス
これらは引き落とし口座やカード明細から見つかることが多いため、親が亡くなった後の引き落とし確認|通帳・カード明細の見方を手がかりにすると整理しやすくなります。継続課金全体の止め方は亡くなった親の継続課金は何から止める?公共料金・サブスク・カードの確認順、スマホ決済・電子マネーの扱いは亡くなった親のスマホ決済・電子マネー・ポイント残高|確認と解約の進め方もあわせてご覧ください。
確認の順番(2)スマホ・メールの中身を確認する
多くのSNSやネットサービスは、スマホとメールアドレスにひも付いています。そのため、アカウントを探す起点はスマホとメールになります。
- スマホのホーム画面にあるアプリ(LINE・Instagram・Facebook・X など)を確認する
- メールの受信箱で「ご登録ありがとうございます」「ご利用明細」などの通知から、契約中のサービスを洗い出す
- ブラウザに保存されたIDやブックマークを確認する
ここで注意したいのが、スマホを先に解約してしまうと、SMS認証(二段階認証)のコードが受け取れなくなり、各サービスにログインできなくなることです。SNSやネットサービスの確認を済ませてからスマホを解約するのが安全です。順番の詳しい考え方は親のスマホを解約する前に|連絡先・SNS・サブスクの確認順で整理しています。
確認の順番(3)SNSは「削除」か「追悼」かを選ぶ
主なSNSには、亡くなった方のアカウントについて「削除」と、プロフィールを残したまま追悼の場にする「追悼アカウント」のような仕組みが用意されていることがあります。どちらを選ぶかは、ご遺族の気持ちと状況で決めて問題ありません。
削除を選ぶ場合
なりすましや不正ログインが心配、もう残しておく必要がない、という場合は削除を申請します。多くのサービスで、死亡がわかる書類と申請者の本人確認を求められます。削除すると投稿・写真・メッセージは原則戻りません。
残す(追悼にする)場合
思い出として残したい、友人がコメントできる場にしたい、という場合は追悼アカウントへの切り替えを選べることがあります。新しい投稿やログインは制限されつつ、これまでの投稿は残せる形です。
代表的なサービスの考え方
- LINE:個人のトーク履歴は原則引き継げません。スマホ・アカウントを削除すると友だちからも見えなくなります。
- Facebook・Instagram:「追悼アカウント」への切り替え、または削除を申請できます。
- X(旧Twitter):遺族からの申請でアカウントの削除(停止)を依頼できます。
- Google(Gmail・写真・YouTube など):遺族がデータの取得やアカウント停止を申請できる窓口があります。
※各サービスの手続き方法・必要書類は変更される場合があります。最新の手順は各社公式のヘルプページでご確認ください。
削除・追悼の申請に必要になりやすいもの
サービスにより異なりますが、一般的に次のようなものを求められることがあります。
- 亡くなったことがわかる書類(死亡診断書のコピー・会葬礼状・訃報など、各社が指定するもの)
- 申請する方の本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 故人との関係がわかるもの(戸籍など、求められた場合)
死亡診断書のコピーはSNS以外の手続きでも使います。何枚用意しておくとよいかは死亡診断書のコピーは何枚必要?|葬儀後の手続き別に使う場面で整理しています。
ログイン情報が分からないときは
ID・パスワードが不明でも、できることはあります。慌てて端末を初期化せず、次を確認してください。
- スマホ本体とSIMは手元に残しておく(後からデータ復旧やサービス側の申請に使えることがあります)
- メールの通知やカード明細から、契約中のサービスを特定する
- 各サービスの「ご遺族・故人アカウント」向けの申請窓口から相談する
無理にロックを解除しようとすると端末が初期化されてしまう機種もあるため、分からないものは「残しておく」判断で問題ありません。
あわせて確認したい、故人のデジタルまわりの手続き
- スマホ・携帯電話の解約|キャリア別の連絡先・必要書類・解約前に確認すること(SNS確認の後に)
- クレジットカードの解約|未払い残高・家族カード・ETCの確認順(サブスクの支払い元)
- 死亡後の手続きは何から?後回しでよいものもあります(全体の優先順位)
大阪市旭区で葬儀・死後の手続きにお困りのときは
大阪セレモニーは、大阪市旭区・千林大宮・森小路・関目高殿を中心に、家族葬・少人数のお葬式をお手伝いしている地域密着の葬儀社です。葬儀後のSNSやデジタル遺品を含む各種手続きについても、「まず何から」「これは急ぐのか」といった順番のご相談を承っています。
旭区での家族葬の流れや費用の考え方は、大阪市旭区の家族葬|少人数を丁寧に送るための流れ・費用の考え方・事前相談でご案内しています。手続きや事前相談のご不安は、24時間・365日、無料でご相談いただけます(フリーダイヤル 0120-78-9192)。
本記事は一般的な手続きの流れをまとめたものです。各サービスの必要書類・受付条件や相続上の取り扱いは変更・個別判断される場合がありますので、手続き先の最新の案内をご確認いただき、相続に関わる判断に迷う場合は専門家にご相談ください。