「成年後見」という言葉は聞いたことがあっても
どのような制度なのか知らない人も
多いのではないでしょうか。
これは認知症・知的障害などの理由で
判断能力の不十分な人に代わって代理人が
不動産や預貯金などの財産を管理したり、
医療施設への入院や介護サービスに関する契約を結んだり、
遺産分割の協議などを行うことができる制度です。
通常は親族が後見人になることが多いのですが、
最近では毎月一定の報酬を払って
司法書士や弁護士に依頼することも増えているようです。
実は今回の後見人の方は
親族でも職業後見人でもなく近所に住む一般の方でした。
生前予約で何回も相談に来られていたので、
最初はご家族の方かなと思っていたほどです。
病院の支払いや私たち葬儀社との打ち合わせ、
納骨まで無報酬のボランティアで全てやりとげられました。
葬儀には遠方から親戚の方々も参列されていました。
ご近所の方とはいえ故人との信頼関係ができていたのだと思います。
後見人の方の亡くなった人への気持ちが伝わってきて感動しました。
無報酬の後見人の方が見送られた葬儀でした。
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