相続遺言後見専門行政書士の金谷です。今回はお葬儀のお話です。
遺言や後見の仕事をする中で、お客様のお葬儀にも参列させていただくことがあります。
お客様がお元気なときに、葬儀についての打合せを葬儀会社等とすることも多いです。
本人の意向が反映された葬儀は、遺族や友人等の参列者にとって良い葬儀となることが多いように思えます。
葬儀においては、規模、祭壇、生花、その他多くのことを決めなくてはいけません。
事前の打ち合わせがない場合は、喪主様等が、時間の無い中で決定します。
本人の意向を知ることはもうできませんので、葬儀の規模についても、残した財産額、参列者の数から考えて、「これくらいであれば無難であろう」というところで決定せざるを得ません。
極端に費用を抑えることも、豪華にすることもできません。祭壇も無難に、お花も菊と百合くらしか選べません。「間違ってはいないだろうけど、他にもっと本人がのぞむ形があったのでは?」という思いは残ります。
生前にきちんと意向をお伝えしてくださっていれば、直葬も、薔薇も、好きだった音楽をBGMにすることもできます。そうした葬儀には、故人の意思の存在を感じ、良い式であったと思います。自分自身の葬儀について考えるという作業は楽しいことでありませんが、葬儀は故人を送る儀式であると共に、家族、友人等にとっても重要なセレモニーでもあります。機会がありましたら、お近くの葬儀会社さんの事前相談に行ってみてはどうでしょうか?
この記事を書いた人
金谷行政書士事務所 行政書士 金谷澄夫
各種許認可と遺言と相続に関する書類作成業務を行っております。
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司法書士、弁護士などと一緒に遺言相続後見に関する相談会、セミナー等も大阪市内各地で開催しています。
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