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【十人十色のお葬式】骨折顛末記 その1

先日、合唱団の練習中に階段でつまづいて階段の角で膝を打ちました。打った瞬間、膝からすごい音を感じたので「割れたかもしれない」と思いましたが、大勢の人の中、恥ずかしさもあり気丈に振る舞いました。でもすぐに動けなくなり、心配して駆け寄ってきた仲間たちが病院の手配や看護をしてくれたのでスムーズに入院して翌日には無事に手術を受けることができました。
その後10日間、病院での出来事です。膝のお皿が割れて術後すぐは体が不自由になり、当初はベッドからよく物を落としていました。困ったあげくナースコールを鳴らすと、最初に部屋に来た看護師は「もう落とさないように気をつけてください」と言いました。しばらくすると、また別の物を落としましたが次の看護師は「困ったことがあればいつでも呼んでくださいね」と言ったのです。「また呼んでくださいね」と言われると「もう落とさないように気をつけよう」と思うのが人の心です。また、私が「シャワーしてもいいですか?」とか「歩く練習してもいいですか?」等々質問をすると、大抵の人はなるべく「YES」を言わないように言葉を濁します。それで私は、責任者は誰なのかを突き止めて、その方に直接質問することにしました。また、リハビリが始まると、トレーナーによって判断が微妙に変わり、経験豊富な方がいうと説得力が違ったりします。無闇に「YES」を言えばよいというものでもありませんし、経験値にも差があるのは否めませんが、質問されたときの答え方でその人の柔軟性や人間力がうかがえるものです。
さて、医療技術の進歩に加え先生の腕がよかったことともあり、日に日に怪我が治っていくのを実感していましたが、同時に時間を持て余してしまい、いろいろな人間模様について考えさせられました。実はこの後、続きのストーリーがあるので、来月また読んでくださいね。

大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号

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