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葬儀の日程や流れの完全ガイド|準備から当日の進行まで時系列で解説

「葬儀の段取りは初めてで、何から手をつければよいのかわからない…」

そんな不安を抱える方は少なくないでしょう。

葬儀には、日程調整から当日の進行まで、数多くの重要な判断が必要となります。

特に、通夜と告別式は限られた時間の中で執り行わなければなりません。

本記事では、葬儀の準備から当日の進行、その後の手続きまで、時系列に沿って解説していきます。

これから喪主を務める方の不安を少しでも解消し、故人との最後の時間を大切に過ごせるよう、実践的なアドバイスをお伝えします。

具体的な時間配分や注意点を押さえて、心を込めた葬儀を実現しましょう。

葬儀の日程調整:通夜と告別式をいつにするか

葬儀の日程調整は、様々な要素を考慮しながら慎重に決定する必要があります。

一般的に、お亡くなりになってから3日から5日以内に通夜・告別式を執り行うのが通例です。

ただし、状況によってはこの期間が前後することもありますので、柔軟な対応が求められます。

 

まず、ご遺体の状態と安置場所について確認しましょう。

病院の安置所には期限があり、通常48時間程度となっているケースが多いですね。

次に、近親者の予定を最優先で確認することが重要となります。

特に、遠方にお住まいのご家族の移動時間には配慮が必要でしょう。

また、故人の宗派による決まりごとにも注意を払わなければなりません。

仏教の場合、奇数日が好ましいとされることが多いのです。

 

さらに、葬儀社や斎場の空き状況も確認する必要があります。

人気の斎場は予約が込み合うことも多く、早めの確保が望ましいでしょう。

また、お寺の住職や神主さんのスケジュールとも調整が必要となります。

一般的な通夜の開始時刻は午後6時頃、告別式は午前10時頃が多いですね。

 

これらの要素を総合的に判断し、最適な日程を決定していきますが、これらは全て葬儀社と相談しながら進めてください。

複雑な手続きも代行してくれますし、優先順位をつけてリードしてくれますので、初めての喪主でも安心です。

通夜前日までの準備と進行

通夜前日までの準備は、時間との戦いとなることが多いもの。

喪主やご遺族様のメンタル面や仕事のスケジュールを調整しながら準備にあたりますので、非常に苦しい過程となります。

 

まず、ご遺体の安置場所から搬送の手配を行う必要があります。

搬送には霊柩車を使用し、ご遺族が同行することが一般的でしょう。

祭壇の設営は、通常、葬儀社によって前日までに完了させます。

この際、遺影写真の選定も重要な作業となってきますね。

写真は故人の人柄が偲ばれる、表情の良いものを選びましょう。

 

また、必要な供花や供物の手配も忘れずに行う必要があります。

参列者への連絡は、できるだけ早い段階で開始することが望ましいです。

特に、弔辞を依頼する方への連絡は優先して行いましょう。

弔辞は担当する人も故人を想いながら言葉を選びますので、ある程度時間をかけて文章を作るからです。

 

受付で使用する帳簿や必要書類の準備も重要な作業となります。

この時期、突然の電話対応も増えることが予想されるでしょう。

電話対応用のメモを用意し、問い合わせ内容を正確に記録することをお勧めします。

 

また、参列者数の概算を把握し、お茶や料理の手配も行わなければなりません。

準備に追われる中でも、故人を偲ぶ時間を大切にすることを忘れないでください。

通夜当日の流れと時間配分

通夜当日は、午後早い時間帯から準備を開始することが望ましいです。

まず、受付の設営から始めましょう。

香典帳や筆記用具、受付名簿などを整然と配置します。

通夜の受付開始時刻は、通常、式の1時間前が目安となりますね。

受付では、参列者の確認と香典の受け取りを丁寧に行う必要があります。

 

通夜式は、定刻になったら粛々と進行していきます。

一般的な通夜式の所要時間は、30分から1時間程度となっています。

その後、通夜ぶるまい(精進落とし)へと移行しましょう。

通夜ぶるまいでは、故人の思い出話に花を咲かせることも多いですね。

ただし、あまり遅くまで続けることは控えめにすることが望ましいです。

通常、通夜の終了時刻は午後9時頃を目安としています。

最後まで残った参列者をしっかりとお見送りすることも、重要なマナーとなりますね。

片付けは必要最小限に留め、翌日の告別式に備えましょう。

 

お通夜の進行についてはこちらで詳しく解説しています。

→別記事URL

告別式当日の進行スケジュール

告別式当日は、早朝からの準備が必要となります。

通常、午前8時頃から会場の最終確認と準備を開始します。

まず、祭壇の生花や供物の状態を確認し、必要があれば整え直します。

受付の準備は、前日の通夜と同様に整然と行う必要があります。

式次第や役割分担の最終確認も、この時間帯に行うのが望ましいですね。

 

一般的な告別式は、午前10時か11時開始が多いとされています。

受付開始は式の開始時刻の45分前頃から行いましょう。

告別式の進行は、おおよそ1時間から1時間30分程度を見込んでください。

式では、導師による読経から始まるのが一般的です。

その後、喪主による挨拶、親族や関係者による弔辞と続きます。

参列者全員での焼香は、15分から20分程度を確保するのが望ましいですね。

 

出棺後は、火葬場への移動となります。

火葬には通常2時間程度かかりますので、参列者にも事前にお伝えしておきましょう。

骨上げの儀式には30分程度を要する必要があります。

最後に近親者で火葬場を後にする際は、丁寧にお見送りすることを忘れないでください。

葬儀後の予定と手続き

葬儀終了後も、いくつかの重要な予定が控えています。

まず、初七日法要の日程調整が必要となりますね。

これは、亡くなられてから7日目に当たる日に執り行われます。

ただし、葬儀当日に前倒しで行われることも多いのが現状です。

お寺との調整を行い、適切な日程を決定しましょう。

 

また、四十九日法要までの中陰法要のスケジュールも確認が必要となります。

この期間中、遺族は精進料理を心がけることが一般的とされていますね。

お礼状の発送は、葬儀から10日前後を目安に行うことをお勧めします。

特に、弔辞を読まれた方や、遠方からご参列いただいた方への配慮が重要です。

 

また、故人の年金や保険などの各種手続きも並行して進めていく必要があります。

これらの手続きは、できるだけ早めに着手することが望ましいですね。

相続に関する手続きについては、専門家への相談も検討しましょう。

お墓の準備や納骨の時期についても、この時期に検討を始める必要があります。

なお、四十九日法要は、故人の死後49日目に執り行われるのが一般的です。

葬儀の進行でよくあるトラブルと対処法

葬儀の進行中、予期せぬトラブルが発生することは少なくありません。

まず、最も多いのが時間配分の乱れです。

弔辞が予定より長引いたり、参列者が多くて焼香に時間がかかったりすることがあります。

このような場合は、葬儀委員長や司会者の適切な采配が重要となりますね。

 

また、参列者の突然の参加や遅刻への対応も必要となります。

受付担当者は、臨機応変な対応ができるよう準備しておくことが望ましいです。

天候不良時の対応も、重要な検討事項となります。

特に、雨天時は傘の準備や会場の床が濡れることへの対策が必要でしょう。

参列者の体調不良に備えて、救急箱の準備も忘れずに行いましょう。

高齢の参列者も多いため、休憩スペースの確保も重要となります。

 

また、宗教や宗派の違いによるトラブルが稀に起こります。

故人を偲ぶ大切な場面でこういった事態は避けたいため、喪主を筆頭として参列者全員で協力し合う姿勢が必要です。

進行の遅れは、火葬場の予約時間にも影響を与える可能性があります。

そのため、常に時間に余裕を持った進行を心がけることが大切です。

最後に、不測の事態が発生しても、慌てることなく冷静な対応を心がけましょう。

トラブルへの適切な対応は、むしろ葬儀の品格を高めることにもつながるのです。

 

葬儀の日程や流れに関するまとめ

葬儀の進行は、細やかな配慮と時間管理の両立が求められます。

日程調整の段階から、多くの関係者との連携が必要となりますね。

通夜から告別式、その後の法要まで、一つ一つの流れを把握することが大切です。

予期せぬトラブルが発生しても、冷静な対応を心がけましょう。

葬儀社のサポートを適切に活用しながら、着実に準備を進めていくことが重要となります。

何より、故人を偲び、参列者への感謝の気持ちを忘れないことが大切ですね。

この記事が、これから葬儀を執り行う方々の道標となれば幸いです。

心を込めた葬儀の実現に向けて、一つ一つ丁寧に進めていきましょう。

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