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【男女別・お子様向け】葬儀の服装を季節毎に紹介!マナーや注意点も併せて解説!

大切な方の旅立ちである葬儀は、故人への敬意を表し、ご遺族に寄り添う場となる大切な儀式です。

参列者としてふさわしい服装を心がけることは、遺族への配慮だけでなく、故人への礼儀にも繋がります。

しかし、いざ葬儀に参列するとなると、適切な服装に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、男女別・お子様向けの服装を季節ごとに紹介し、マナーや注意点も併せて解説します。

 

【男性向け】葬儀の服装の基本と注意点を徹底解説!

葬式において男性が着用すべき服装は、厳粛な場にふさわしいシンプルかつ控えめなスタイルが求められます。

スーツ選びに関しては、黒色以外のスーツは避けるべきです。

ネイビーやグレーのスーツは、ビジネスシーンでは一般的ですが、葬儀には適していません。

 

また、素材にも注意が必要。

ウールやポリエステルの混紡素材が適していますが、リネンやコットンはカジュアル過ぎるため避けましょう。

ではこれより下記に、葬儀に適している男性の服装及び装飾品について紹介します。

 

スーツ

シンプルな黒のシングルスーツが最適です。

ダブルスーツは基本的には避けた方がいいでしょう。

黒いスーツは厳粛な場にふさわしく、フォーマルな印象を与えます。

明るい色や柄物、光沢感のあるもの、ストライプ柄は避けてください。

 

シャツ

白いシャツが基本です。

清潔感があり、礼儀正しい印象を与えます。

アイロンがけがしっかりとされていることが重要で、シワのないようにしましょう。

襟の立っているオシャレシャツなどは控えてください。

 

ネクタイ

黒のネクタイが基本です。

柄物や色つき、ストライプ柄のネクタイは避けましょう。

黒のネクタイは葬儀の厳粛な雰囲気を保つために必要です。

ネクタイの結び目はシンプルなものにし、全体的に落ち着いた印象を与えるようにしてください。

 

靴と靴下

黒の革靴が基本です。

黒は全体の装いを引き締め、フォーマルな印象を与えます。

光沢感があったり、派手だったりするような靴は避け、マットな質感のものを選びましょう。

 

また、靴はしっかりと磨かれていることが重要で、汚れや傷が目立たないようにしてください。

靴下も黒を選び、白やカラフルなものは避けてください。

 

アクセサリー

結婚指輪以外のアクセサリーは避けます。

時計やアクセサリーも極力控えめにするのが望ましいです。派手なデザインや金属音を立てるものは避け、シンプルなデザインのものを選びましょう。

 

【男性版】季節でみる葬儀の服装とは?

春・秋の服装

(例)男性黒色スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、黒色靴下、黒色革靴

春や秋の陽気な天候に合わせ、薄手のスーツを選ぶのも良いでしょう。

 

夏の服装

(例)男性黒色スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、黒色靴下、黒色革靴

暑さ対策として、麻やサマーウールなどの通気性の良い素材を選ぶのも良いでしょう。

 

冬の服装

(例)男性黒色スーツ、ワイシャツ、ネクタイ、黒色靴下、黒色革靴、コート

寒さ対策として、ウールやカシミアなどの厚手の素材を選ぶのも良いでしょう。

コートは、黒色で落ち着いたデザインのものがマスト。

レザー、毛皮、ファー、ムートンは”殺生”を連想させるため、できれば控えたいところです。

 

葬儀で着る男性用喪服の注意点とは?

葬儀への参列経験があまりない方や葬儀のマナーを事前に学んでない方は、悪気なく失礼な服装を選んでいる場合があります。

葬儀は”一体感”をもって故人を送り出す儀式。

一人だけ外れた格好をすると、遺族から不信感をもたれてしまいます。

ここに男性用喪服に関する注意点を記載しますので、絶対に守ってください。

 

カジュアルな服装は避ける

結婚式と違い、葬儀で目立ってはいけません。

ましてオシャレや個性など必要ないのです。

よってワンポイントのアクセサリーやネクタイなどもNGですし、少しでもカジュアルさが出ていれば、葬儀の雰囲気を壊してしまうでしょう。

故人を弔う事だけに集中してください。

 

適切なサイズを選ぶ

サイズが合っていないスーツはだらしなく見えます。

適切なサイズのスーツを着ることで全体の印象が整い、フォーマルな場にふさわしい装いとなるでしょう。

自分の体に合ったスーツを選んでください。

 

清潔感を保つ

ワイシャツはきちんとアイロンをかけ、靴は磨いておくことが大切です。

シワのないスーツと磨かれた靴は、故人や遺族への敬意を表しますが、汚い恰好は侮辱にあたります。

急な訃報にも対応できるように、靴とスーツは事前に綺麗にしておきましょう。

以上が、葬儀における男性用の服装です。

次に女性用も見ていきましょう。

 

【女性向け】葬儀の服装とは?装飾品のマナーも合わせて紹介!

女性の葬儀用の服装選びでは、全体のバランスが重要です。

過度に華美な装飾や派手な色は避け、シンプルで落ち着いたデザインを選んでください。

また、服装だけでなく、髪型やメイクにも注意が必要です。

派手なヘアスタイルやメイクは避け、自然で控えめなスタイルを心がけましょう。

では、女性用の葬儀服の全体像を見ていきます。

 

ワンピース/スーツ

黒のワンピースやスーツが一般的です。

これはシンプルでありながら、厳粛な雰囲気を保つために適しています。

丈は膝下が望ましく、肩や胸元が過度に露出しないデザインを選びましょう。

パンツスーツも最近では一般的となっていますが、やはり黒を基調としたものが適しています。

 

インナー

インナーは白や黒のシンプルなものを選びましょう。

 

ブラウス

黒または白のシンプルなブラウスが適切で、派手な装飾は避けるべきです。

シンプルなブラウスは全体のコーディネートを落ち着かせ、礼儀正しい印象を与えます。

 

ストッキング

黒や肌色のストッキングを選び、派手な柄や色物、素足は避けるべきです。

黒のストッキングはフォーマルな場にふさわしく、足元の印象を引き締めます。

 

黒のパンプスが基本です。

ヒールは低めのもの(3~5cm)を選び、光沢のある靴は避けます。

黒いパンプスはシンプルでありながら、葬儀の場にふさわしいアイテムです。

葬儀は長時間に渡るため、履きやすさや歩きやすさも考慮しましょう。

 

バッグ、アクセサリー

バッグも黒のシンプルなデザインが好ましく、必要最低限のものを入れる程度の大きさが適しています。

アクセサリーは控えめにし、金や銀のアクセサリーは避けるべき。

逆にパールのアクセサリーはシンプルで上品な印象を与えるため、葬儀の場にも適しています。

 

【女性版】季節でみる葬儀の服装とは?

春・秋の服装

(例)女性黒色ワンピース、黒色ブラウスとスカート、黒色パンプス、黒色ストッキング

ワンピースやスカートは、シフォンやジョーゼットなどの軽やかな素材を選ぶのも良いでしょう。

ストッキングは、伝線が目立たないものを選びましょう。

 

夏の服装

(例)女性黒色ワンピース、黒色ブラウスとスカート、黒色パンプス、黒色ストッキング

ワンピースやスカートは、薄手の素材や透け感のある素材を選ぶのも良いでしょう。

 

冬の服装

(例)女性黒色ワンピース、黒色ブラウスとスカート、黒色パンプス、黒色ストッキング、コート

ワンピースやスカートは、ウールやカシミアなどの厚手の素材を選ぶのも良いでしょう。

タイツを着用する場合は、黒色を選んでください。

少し透け感のある80デニール以下のものが好ましいとされています。

また、コートは、黒色で落ち着いたデザインのものを選びます。

ナイロンやサテン素材は光沢感が出てしまうので、ワンピースやスカート同様、カシミヤやウールがおすすめ。

ほつれや毛玉はだらしない印象になるので、しっかり取り除いてくださいね。

 

葬儀で着る女性用喪服の注意点とは?

男性同様、女性用の喪服や装飾品にもマナーがあります。

特に女性用はアクセサリーや髪型が派手になりがち。

無意識に目立ってしまうことは、故人への想いを疑われてしまいます。

下記に記載する注意点を守って、厳粛な雰囲気で葬儀に臨んでください。

 

華美な服装は避ける

派手なデザインや色合いはNGです。

「これくらいなら大丈夫でしょ。」

と思っても、それが逆に目立つこともあります。

過度に華美な服装は、葬儀の一体感を妨げるのでやめましょう。

 

控えめな化粧

メイクは控えめにし、ナチュラルな印象を心掛けましょう。

そもそも、葬儀は出会いや社交の場ではないため、派手なメイクにする必要はありません。

 

適切な髪型

髪型はシンプルにまとめ、派手なヘアアクセサリーは避けます。

シンプルな髪型は、喪服と相まって静かな印象を与えます。

 

ネイル

派手なネイルは避け、自爪に近い色でシンプルに仕上げましょう。

 

以上が女性用の喪服に関するマナーです。

では次に、子供用の葬儀服にも触れていきます。

 

【お子様向け】失礼にならない葬儀の服装はこれだ!

子供用の喪服も基本的には大人の服装に準じますが、やはり動きやすい服装が良いでしょう。

小学生以下の子供は大人と違い、場の雰囲気にすぐ飽きてしまうため、葬儀中に遊び始めたり、そわそわと動きだしたりする場合があります。

そういった行動を少しでも抑えるため、”意識が散漫する柄物の服を着ない”、”着心地の悪い素材を着用しない”といった、服装・装飾品からストレスを与えないようにする配慮が必要です。

この章では、葬儀で着用する子供用の服装について解説していきます。

 

スーツ

男の子は黒無地のスーツが基本です。

光沢感やストライプ柄は避け、落ち着いた雰囲気のものを選びます。

女の子は黒無地のワンピースやブラウスとスカートの組み合わせが一般的です。

パンツスタイルも可能ですが、フォーマルなデザインを選びましょう。

 

ワイシャツ

男の子は白無地のワイシャツを選びましょう。

派手な柄や装飾は避け、シンプルなデザインを選びます。

女の子はブラウスも白無地が基本ですが、黒色でも構いません。

アトピーが気になる場合は、ポリエステルを避け、綿やシルク、メリノウール素材のシャツが良いですね。

 

ネクタイ

男の子は黒無地のネクタイを選びましょう。

女の子はネクタイを着用する必要はありません。

 

靴下

黒無地の靴下を選びましょう。

透け感のあるものは避け、厚手のものを選ぶと良いでしょう。

ただし、夏場は蒸れによって痒みが発生するので、通気性のよいものがマストです。

 

男の子はスニーカーやブーツは避け、黒革の靴を選びましょう。

女の子は黒のパンプスやストラップシューズを選びます。

ヒールが高すぎないもの、歩きやすいものを選ぶと良いでしょう。

 

アクセサリー

アクセサリーは基本的に着用しません。

どうしても着用したい場合は、パールなどのシンプルなもので最小限に抑えましょう。

 

髪型

長い髪はまとめ、派手なヘアアクセサリーは避けます。

次に季節毎の服装の違いについて解説します。

 

春・秋の服装

(例)子供黒色の上下、黒色靴下、黒色靴

男の子は長ズボン、女の子はスカートやワンピースを選びましょう。

お子様であっても、柄物や色物は避けるのがマナーです。

 

夏の服装

(例)子供黒色の上下、黒色靴下、黒色靴

気温が高いと小さなお子様は集中出来ない傾向にあるため、なるべく風通しの良い薄い素材の服を選ぶと良いでしょう。

また子供は葬儀の雰囲気に耐えきれず、はしゃいでしまう事がよくあるので、転倒防止の観点からグリップの効く靴がおすすめです。

 

冬の服装

(例)子供黒色の上下、黒色タイツ、黒色靴、コート

男の子は長ズボン、女の子はスカートやワンピースを選びましょう。

タイツは、黒色がマストです。

北海道や新潟などの豪雪地帯では、参列する途中で転倒するリスクもあるため、滑りにくく足元が冷えない靴を選んでください。

 

以上、男女別、子供向けの葬儀に臨む際の服装についてお話してきました。

もしお子様の服装の用意が難しい場合は、幼稚園・学校の制服でも大丈夫です。

葬儀では”想い”と”一体感”が何より重んじられます。

基本に忠実に、ご遺族に失礼のないよう振る舞いましょう。

 

葬儀に参列する際のマナーをご紹介!

葬儀は故人や遺族を尊び、送り出す大切な儀式。

普段の生活にはない葬儀特有のマナーがあります。

これらの作法を守ることで、故人や遺族に対する敬意を表現すると共に、正しい姿勢で哀悼の意を示せるでしょう。

葬儀におけるマナーは数多くありますが、一つ一つは決して難しいものではないので、しっかりと認識してください。

まず、男女ともに服装で共通するマナーは以下の4つ。

 

・色は黒を基本とする

・露出は避ける

・華美な装飾を避ける

・清潔感のある服装を心がける

 

また、子供の服装選びに迷った際は、基本的には”大人の服装に準ずる”と考えて良いでしょう。

さらに服装のマナーとは別に、葬儀参列者として守るべきルールを紹介します。

 

時間厳守

葬儀の開始時間に遅刻するなど、あってはなりません。

絶対に遅れないように、余裕をもって会場に到着しましょう。

時間厳守は、故人や遺族に対する敬意を示す重要なマナーです。

 

静粛を保つ

葬儀場では静かに行動し、携帯電話はオフに設定します。

マナーモードに設定しても、静かな会場ではバイブレーションの振動音も目立って聞こえるのもの。

静かに行動することは、葬儀の厳粛な雰囲気を保つことに貢献します。

姿勢を正す座る際も立つ際も姿勢を正しく保ち、他の参列者への配慮を忘れないようにしましょう。

正しい姿勢は葬儀全体の印象を良くし、他の参列者に対する礼儀も表現するのです。

 

言葉遣いに注意する

葬儀の場では、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。

友達がいるからといって、ガヤガヤと話してはいけません。

特に遺族や親族に対しては、敬意を持った言葉遣いが求められます。

 

身だしなみを整える

服装だけでなく、全体の身だしなみにも注意が必要です。

爪や髪の毛、口元など、細部まで気を配ることで全体の印象が大きく変わります。

また、喪服は一回着たらクリーニングに出しましょう。

「一回しか着てないから汚れていない。」は間違い。

故人を送るたった一回の葬儀では、例え葬儀が続くとしても、清潔感をもって臨んでください。

 

他者に配慮する

悲しみに暮れていても、他の参列者に対して配慮を忘れてはなりません。

彼らもまた、悲しいのです。

一体感をもって故人を送り出すためにも、葬儀場では静かに行動し、他の参列者に迷惑をかけないように心掛けましょう。

 

写真撮影は控える

葬儀の場での写真撮影は、葬儀の厳粛な雰囲気を損なう可能性があるため、一般的に不適切とされています。

どうしても撮影が必要な場合は、事前に確認を取りましょう。

 

会話は控えめに

葬儀場での会話は控えめにし、必要な場合も小声で話しましょう。

控えめな会話は、他の参列者に対する配慮を示し、厳粛な雰囲気を保つために重要です。

参列者が思っている以上に、葬儀会場は反響するため、必要以上の会話はしないことが無難です。

まして故人や遺族の悪口など御法度ですよ。

 

香水を付けない

会場や葬儀の雰囲気を損なう可能性のある強い香りの香水は控えてください。

特に華やかで楽しい雰囲気の香りは、故人や遺族に対して失礼に当たります。

もし夏場に汗の匂いが気になるようでしたら、無香料の制汗スプレー等でエチケット対策すると良いでしょう。

 

タバコを吸わない

喫煙厳禁の葬儀はないと思われますが、やはりタバコの匂いは非喫煙者からすると不快です。

「葬儀の場くらい、タバコは我慢しろよ。」

と思われても仕方ないでしょう。

できれば葬儀の時間内だけ喫煙は避け、移動時間などの合間だけ吸うようにしましょう。

喫煙した後は、消臭も忘れずに。

 

葬儀の服装とマナーに関するまとめ

葬儀は故人を偲び、最期の別れを告げる大切な儀式です。

特に喪主として参加する場合、服装やマナーに気を付けることは重要で、正しい服装で葬儀に臨むことは故人への敬意を表し、周囲との調和を量ります。

男女ともに、服装の基本はフォーマルに仕上げること、そして目立った装飾品や髪型は控えるようにして下さい。

また小さいお子様ほど葬儀の最中に気が散ってしまうので、暑すぎない、通気性が良い、肌ざわりが良いといった服装を選ぶのも重要です。

この記事を通じて、葬儀での正しい服装とマナーを理解し、適切に実践することで、葬儀の場でのトラブルを避け、心から故人を送り出すことができるでしょう。

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