以前、友人と居酒屋で会食をしていた時のことです。カウンターでビールを飲んでいる女性が何度もお替わりをして、ついに特大ジョッキを頼んでいる場面を見た私は気になり「男前やね!」と声をかけました。軽く会話をしたところ、とてもいい声をしていたので、合唱団で一緒に歌わないかとお誘いして名刺を交換をしました。驚いたことに、翌日、彼女の方から弊社までご挨拶にきてくれたのです。
特別介護老人ホームの管理職をしている彼女は「実は数年前、葬儀のことで親族の方々の意見がまとまらずにもめたことがありました。その時、愛子さんに間に入っていただいて無事に葬儀を終えることができました。その節は本当にお世話になりました」と丁寧に話し、私は4〜5年前にそんなことがあったことを思い出し、つくづく世間は狭いものだと思いました。それから、合唱団に入団し今ではすっかり団員の一員として活躍しています。
管理職という任務は重大な責任があり、悩みも尽きないことでしょう。私とは理解し合える部分もあり、雑談の中でアドバイスをお伝えすることもありました。また、彼女は合唱団を通じて「自然体で切磋琢磨できるし、職業の壁を超えてコミュニケーションがとれる。素の自分でいられることに感謝している」と言ってくれました。今ではストレス解消のために居酒屋で特大ジョッキを頼むこともなくなり、穏やかになったそうです。
人は孤独に負けることがあります。だからこそ、私はきっかけや繋がりを見逃さないようにと考えています。些細なことでもかまいません、365日24時間いつでも対応しています。気になる方はご連絡ください。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号