「お父さん(旦那さん)がもうあぶない。まだ記憶があって意識が安定している内に自宅に連れて帰って看取りたいと思って…明日自宅に連れて帰るねん。また愛子ちゃんに連絡をするからその時はよろしく頼むね」と知り合いから連絡がありました。
私は、6畳一間があれば祭壇が飾れて十分なお葬式ができること。斎場を借りたときに比べて会館使用料もかからないことを伝え、「最後は思い入れのある自宅からしっかり見送ってあげてね」と言葉をかけました。
自宅へ帰ってこられたあと、ほっとしたのでしょうか。翌日に「すごく穏やかな顔になって息をひきとったわ」と連絡がありました。自宅診察に来られたお医者さんからは「もう長くはないので、安らかに過ごせるようにしてあげてください」と言葉をかけられていたそうです。戻った日の1日、火葬場の都合で3日間、自宅にて家族で過ごされました。最近は、このような自宅葬のお問合せも多くなってきています。ご家族の思いや故人の思いをくんで、できる限り思い描かれた形でお見送りができたらと思っています。些細なことでもいつでもご相談ください。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号