ケースワーカーさんと社員のお話しです。車椅子生活でずっと入院をしている84歳のおじいちゃんの奥さんが突然亡くなられました。子供もおらず、ずっと2人で人生を送られてきました。認知症が入った車椅子生活のおじいちゃんの看病をしている姿はとても仲睦まじく、病院のケースワーカーさんも微笑ましく思っていたそうです。“病院から外出許可が下りる状態ではないのですが、奥さんと最後のお別れをさせてあげたい”と思い、ケースワーカーさんと相談して、「火葬場に向かう途中に病院の霊安室でお別れをして頂いてから出棺します」と社員に聞きました。
病院の関係者の方にもケースワーカーさんの思いが伝わり、異例の提案にも関わらず、快く承諾して下さいました。認知症が入ったおじいちゃんもしっかりと理解され、最後に奥さんへの思いを伝えることができたとのことです。
社員が自ら考え行動に移してくれたこと。チームの一員として気持ちのお手伝いをさせてもらえたこと、心からうれしく思います。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号