「日日新聞の社長コラムの読者です。毎回コラムを拝見していて、ぜひ愛子さんに会ってみたくなりました」と、弊社に1本の電話がかかってきました。
後日、実際にお会いしてみると小柄でにこやかな表情が印象的な70歳代の女性でした。東日本大震災で津波被害に遭い、10年ほど前に娘さんが暮らす大阪へ引っ越してきたそうです。
「『大阪は、だます人もいるから誰でもかれでも友だちになったらあかんよ、気をつけて!』と娘に言われ、それから親しい友だちも作らずに夫婦で暮らしてきました。主人がちょっとした病気になったときに、急に不安になってきて、お人柄もわかる愛子さんなら信頼できると勇気を出して電話したんです。やっとお会いできました」と笑顔いっぱいで胸の内を明かしてくれました。
「コラム集もずっと欲しかったのです」と言っていただいたので、長い間コラムを続けてきて『継続が信頼になった』のが嬉しくなり、お渡ししました。
きっと娘さんは純朴なご両親を心配しての言葉だったと思いますが、もちろん、大阪にはそのような人たちはほとんどいません。区の地域包括支援センターなども利用して、信頼できる友だちと“心から笑顔になれる”ときをたくさん過ごしていただけたらと思います。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号