今回はお仕事を離れてプライベートな話題です。
私の友人の娘さんが今年の春、私も参加している地元の混声合唱団に入られました。
その娘さんは看護師をされていたのですが、段々と目が見えなくなり、現在は休職されています。
そこで、音楽療法を兼ねての第一歩として「歌」を選んだそうです。私は心から応援する気持ちで胸がいっぱいでした。
娘さんが合唱団に入ってからは、既に習った歌の習得が必要だったり、またパート別に分かれての練習など、目の不自由な彼女にとっては、耳からの練習でしたので大変だったと思います。
しかし、娘さんは合唱の練習にのめりこみ、それまで悩んだり自宅で伏せていたことがまるで嘘のように、生き生きと明るくなっていったのです。合唱団の中では、目が不自由な彼女をまるで自分の娘のように気遣い、サポートする団員の姿が度々あり、私はそれを見て感激しています。また、ハンデを抱えながらも頑張る彼女の姿勢から学ぶことも本当に多いのです。
音楽であろうと何であろうと趣味の世界は一歩踏み込んだらどれだけ楽しい世界が広がっているか分かりません。
「いつか手術を受けて、目が見えるようになりたい」
と願う娘さんの隣りで、「私の顔は見ないでね。きっと、想像を絶するから!」と笑う私です。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号