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積立金だけでは葬儀はできません。
積立金は葬儀費用の一部です。
契約の際にはわずかな追加金で葬儀ができるような説明を受けますが、実際に葬儀の見積りになるとあれもこれも別途費用でどんどん予定外の金額が加算されていきます。
例:積立金(24万円) 葬儀費用(120万円)とした場合、追加金は96万円です。
互助会の特典やサービス
契約すると割引サービスの特典が受けられますが、これは始めから高めの金額に設定されているケースが多いようです。
大変得をしたように思いますが、割引き前の料金自体が高いので勘違いしてしまいます。
掛け金でどういうサービスが受けられ満期になるとどうなるのか確認をしておくことが必要です。
また、事前相談などして他社と比較してみるのも参考になります。
次から次へと契約をすすめられる
満期になったらさらに新たな契約をすすめられ、貯金感覚で掛けている人が多いのではないでしょうか。
でも葬儀の時この掛け金を全部使用できないケースもあります。
その時に悔しい思いをしないためにも事前に確認しておくことが大切です。
積立金には利息がつきません。
解約すれば手数料が差し引かれます。
互助会でトラブルが多いのが解約です。
解約する時の手数料は「約款」に載っていますが契約時に説明をされていないケースがあります。
掛け金が少ないと1円も返金されません。
利息もつかないし、解約すると手数料を取られますのでよく考えて契約をすることが大事です。
また解約できないと思っている方もいます。
積立金の保全は50%です。(割賦販売法18条の三)
法律上は50%しか保全義務はないので、もし互助会が倒産したら積立金の半分しか返ってきません。