先日、お客様のご要望を色々お伺いしてリモートでの葬儀を行うことになりました。「弔辞(ちょうじ)」(故人への最後の別れの言葉を添えること)もある一連の式を1時間以上にわたり執(と)り行いました。
故人様は交友関係が広く、お知らせしたい人が沢山いらっしゃる。ただコロナ禍で人が集まるのは避けたい。リスクを背負って足を運んでもらうのも申し訳ない。と言う思いを聞き、どうしたら納得がいくお葬式ができるのか。担当した社員は頭を悩ませたと思います。「この様な状況下で何ができる。どうしたら満足していただける」と考え、リモートでも気持ちを共有できるようにと準備を進めていました。結果、遠方のご親戚の方(海外にお住まいの方でも)、車いす生活で通常ならご参列できなかった方にも式に参列して頂け、故人様の思い出のお写真を画面いっぱいに映したことで、個々が集中してお別れできた。と大変喜んで頂けました。どの様な状況下でもお客様にとっては、大切な人との人生を振り返る大切な時間です。仕方がないとあきらめるのは簡単ですが、それでは人間力が失われます。「いつもと変りなく」ご満足していただけるように弊社の社員は誰一人”あきらめる”と言う言葉は口には致しません。「いつもと変わりなく」ご相談いただければと思います。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号