弊社で毎年4月に行っている「人形供養祭」に関する問い合わせが殺到する最中、先日、近所にお住まいの女性から「5日後に人形を持って行きます」とお電話がありました。
なぜ5日後なのか尋ねたところ、
「人形が汚いまま供養してもらうのは、かわいそうなので綺麗にする時間が欲しいの」と言われました。
その方には、人形への思いがいっぱい詰まっているのだな、とあたたかい気持ちになりました。
人形とのいろいろな思い出、愛着があると処分も出来なくなります。
「人形供養祭」では、お寺さんにお経をあげていただき、役目を終えた人形に感謝を込めて、お別れをさせていただきます。
さて、毎年「人形」とのお別れを惜しんでたくさんの方が訪れますが、「人」とのお別れは「直葬」に代表されるように簡素化が進んでいます。
「人形」に対してこんなにもあたたかい思いがあるのであれば、その思いを「人間」に対しても同じように表現してもよいのでは?
という気持ちになりました。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号