
今から7~8年前のことです。日日新聞の社長コラムで私が創業したことを知った旧知から、弊社に電話がかかってきました。その方は40年以上も前の友人で、当時はまだ携帯電話も普及しておらず、お互いの直接の連絡先を知らないまま疎遠になっていました。
伝言では「名前を伝えたらわかるはずだから、愛ちゃんから携帯電話に連絡してほしい」とのこと。その後、久しぶりに再会することができました。食事会の最後には、奥様に「もし僕に何かあったら、愛ちゃんに頼んでほしい」と伝える場面が何度もありました。
また、コラム冊子も読んでくれて、「昔から考え方がちっとも変わらないなぁ」と冗談交じりに感想をいただいたことが印象に残っています。
先日、その友人が亡くなり、私たち3人で交わした約束どおり、弊社でお見送りをしました。奥様からは「主人は愛ちゃんに再会できて、大変喜んでいました。本当にありがとうございました」と温かい笑顔とともにお言葉をいただきました。
創業当初からずっと続けている私のコラムが繋いでくれた一つのご縁のお話です。コラムはこれからも続けていきますのでよろしくお願いいたします。
大阪セレモニー 家族葬ホール
大阪市旭区大宮1丁目5番28号