第八回レポート初盆て特別なの?

初盆とは、お葬式を終えて四十九日の法要を過ぎてから初めて迎えるお盆を指します。

もし四十九日の法要が済んでない場合は、
翌年の夏が初盆となり、四十九日の法要の後すぐに初盆が来ることもあります。

呼び方は一般的に初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)が多く、
まれに新盆を「あらぼん」「しんぼん」といいます。
どれも意味は一緒で地方によって呼び方がかわるようです。

初盆は故人が亡くなって始めてのお盆ということで
親類、知人があつまり、特に丁寧に供養するのが習わしです。
初盆の際には特別な初盆用の供養具を用いる地域もあります。

関西の一部では「新棚」と呼ばれる小型のお社の中に経木塔婆を祀ったり、
長崎県や佐賀県の一部では精霊船を作り故人の霊を乗せて、
「流し場」と呼ばれる終着点まで運んだりします。

これは初盆を迎える霊が「新仏」「新魂」と呼ばれ特別な精霊とされるためです。

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